地域おこし協力隊の面接で落ちたらどうする?不採用の理由と次にやるべきこと

目次

はじめに|面接まで進んだのに、落ちてしまった

書類選考を通過して、現地まで足を運んで、精一杯話した。それでも不採用通知が届いた。

「どこがダメだったのだろう」
「自分には向いていないのだろうか」
「もう一度挑戦する気になれるか分からない」

落ち込む気持ちは当然です。でも、ひとつ知っておいてほしいことがあります。

書類選考を通過して面接まで進んだこと自体、あなたの可能性を示しています。地域おこし協力隊の選考は、スキルの優劣というよりも「自治体との相性」で決まる部分が大きいです。一度の不採用で諦める必要はありません。

この記事では、不採用になりやすい理由を分析し、次にやるべきことを整理します。


地域おこし協力隊の面接で不採用になりやすい6つの理由

不採用になった方の体験談・自己分析をもとに、よくある理由を整理します。

①「この自治体でなければならない理由」が薄かった

面接で最もよく指摘されるのが、「なぜ他の自治体ではなく、ここを選んだのか」という問いへの答えが弱いケースです。

島根県松江市の選考に参加した方は、第一声で「この自治体でなければならない理由が薄いように感じる」と言われたと振り返っています。やろうとしていた活動内容が「地域事業者のホームページ整備や販促物制作」と、どの自治体でも実施できる内容だったことが原因でした。(出典:婿養子の島根移住ブログ「地域おこし協力隊が不合格になって反省した6つのこと」

地域おこし協力隊の面接では、「あなたのスキルが役に立つか」よりも「なぜこの地域で活動したいのか」が重要視されます。

②定住の意思・任期後のビジョンが伝わらなかった

地域おこし協力隊の採用にあたっては、定住する意思があるか無いかはかなり重要な要素となります。(出典:時給600円の公務員「応募書類と採用面接の実情を解説」

任期後に何をしたいか・この地域に残る意思があるかが明確に伝わらないと、自治体は「3年後にいなくなってしまうかもしれない」という不安を持ちます。ある経験者は「全体的に『定住するに足る人物か』を品定めされるのが協力隊の面接だ」と感じたと述べています。(出典:「なるにはするには」ブログ

③複数応募していることを伝えて温度感が伝わらなかった

面接で「他の自治体の選考も受けています」と伝えることは事実ですが、タイミングや言い方によっては「ここへの本気度が低い」という印象を与えることがあります。(出典:婿養子の島根移住ブログ

④地域の課題を指摘しすぎた

移住検討者としての視点から地域の問題点を指摘したり、改善提案を前面に出しすぎたりすると、「地域への敬意が感じられない」「上から目線」という印象を与えることがあります。(出典:婿養子の島根移住ブログ

地域おこし協力隊の面接では、「教えてください」「一緒にやらせてください」という姿勢が評価されます。

⑤現地訪問・事前コミュニケーション不足

最も効果的な面接準備は、現地を訪れて受入事業者と対話し、「なぜここで、何をしたいのか」を自分の言葉で語れるようにすることです。(出典:西粟倉村コラム「地域おこし協力隊の面接対策」

オンライン面談だけで済ませて現地に一度も行っていない場合、「本当にこの地域で暮らしたいのか」という熱意が伝わりにくくなります。

⑥自治体との「相性」の問題

どれだけ準備しても、不採用になることはあります。地域おこし協力隊の選考は、スキルの優劣だけでなく、面接官・地域住民との人間的な相性が大きく影響します。


「反省」と「後悔」は違う

不採用通知を受け取ったとき、自分を責め続けるのは「後悔」です。原因を分析して次に活かすのが「反省」です。

ある経験者は次のように述べています。

後悔とは自分のしてしまったことを後から悔やむこと。反省とは自分の言葉や行動を振り返り、よく考えること。

(出典:婿養子の島根移住ブログ「地域おこし協力隊が不合格になって反省した6つのこと」

採用=結婚・不採用=フラれた状態、という考え方も参考になります。フラれた理由が「相性」であれば、自分を過度に責める必要はありません。悔やむより、次の縁を探すことに時間を使いましょう。


次にやるべきこと

①不採用の理由を自己分析する

感情が落ち着いたら、面接を振り返って原因を考えてみましょう。

  • 「この自治体でなければならない理由」を明確に語れたか
  • 定住の意思・任期後のビジョンを具体的に伝えられたか
  • 現地を訪問し、担当者や現役隊員と話していたか
  • 地域の課題を指摘しすぎなかったか

自己分析の結果が「準備不足」であれば次の応募で改善できます。「相性」であれば別の自治体に挑戦することが答えです。

②応募書類・志望動機を見直す

不採用後は応募書類を見直す良い機会です。特に「この地域でなければならない理由」の部分を強化しましょう。その自治体の地域性・課題・強みと、自分のスキル・経験・やりたいことが具体的に結びついているかを確認してください。

志望動機の書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

③次の応募前に「現地訪問」を必ずする

次の自治体に応募する前に、できる限り現地を訪問しましょう。自治体の担当者や現役隊員と直接話し、「なぜここで活動したいのか」を自分の言葉で語れる状態にしてから面接に臨むことが、最も効果的な準備です。

④別の自治体に挑戦する

一つの自治体に落ちても、それは「地域おこし協力隊に向いていない」ということではありません。全国で1,187自治体が協力隊を受け入れており、募集は常時行われています。SMOUTやJOINで別の募集を探して、次の縁を探しましょう。


並行応募は悪いことではない

地域おこし協力隊の選考は「自治体とあなたが相性を確かめ合う場」です。複数の自治体に並行して応募することは一般的であり、推奨される行動です。

ただし面接の場で「他の自治体も受けています」と伝える場合は、タイミングと言い方に注意が必要です。聞かれた場合は正直に答えつつ、「その中でもこの地域が第一志望です」という理由を具体的に伝えられるよう準備しておきましょう。


まとめ|一度の不採用で諦めない

地域おこし協力隊の面接で不採用になりやすい理由をまとめます。

  • ①「この自治体でなければならない理由」が薄い
  • ②定住の意思・任期後のビジョンが伝わらなかった
  • ③複数応募の伝え方で温度感が伝わらなかった
  • ④地域の課題を指摘しすぎた
  • ⑤現地訪問・事前コミュニケーション不足
  • ⑥自治体との相性の問題

不採用は「終わり」ではなく「次への材料」です。原因を分析し、応募書類と準備を見直して、別の自治体に挑戦しましょう。

ロカスモは、あなたの挑戦を応援しています。

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